【受験ロードマップ】共通テストの出題傾向・対策・勉強法 英語ver

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管理者

【経歴】
明治大学4年(理系) / 塾講師歴3年 /
【資格】
TOEIC 780点 / 基本情報技術者 / 統計検定2級
【活動歴】2022年2月ブログ開始
受験生に向けての『勉強法』や『ライフスタイル』などを発信しています!!

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【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!

この記事では「共通テストの出題傾向・対策・勉強法」について紹介しています。

この記事では英語のみを紹介しているため、数学の変更点についても興味がある方はこちらの記事をご覧ください!

別の記事を貼る⇒タイトル:【受験ロードマップ】共通テストの出題傾向・対策・勉強法 数学ver
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共通テストの変更によってこれまで以上に点数が取りにくくなってきています。

平均点が60点になるテストが理想的と言われる中、2022年度の数学の共通テストの平均は、

数学1A:34点
数学2B:43点

グラフを見てもわかるように極端な下げを見せています。

また、英語に関しては変化がなく平均点が60点と安定していますが、実はできる人がより点数が取れるテストになったため、上と下の差が広がっているのです。

つまり、全ての問題が長文になったことにより、長文が完璧になっていないおおよそ偏差値50以下の人たちは点数を取れなくなったが、元々長文を読める人や早慶やMARCH以上の難関高に合格するレベルの人からしたら過去問よりも簡単な文章で読めれば解ける問題が増えたことにより点数が上がっているのです。

上の2つの紹介でわかったように、特に大きな変更点があった英語と数学ではこれまでと同じような対策では太刀打ちできないようになっています。

では、

共通テストではどのような能力が必要になるのか??
共通テストで点数を取るための勉強法は??
そもそも何が変わって何が重要なの??

と疑問を持っている受験生の皆さん!!

この記事では塾講師を2年以上続けて、2022年度の数学と英語の問題を実際に解いた僕が感じた共通テストに必要な考え方を紹介していきます!

この記事読めば、

共通テストの変更点と重要性
何を対策すればいいのか
実際どのような参考書で勉強をすればいいのか

がわかるようになるので、ぜひ最後まで読んでください!!

作者の共通テスト2022の点数

実際に受けに行ったわけではなく自己採点で行ったので信憑性には欠けてしまうかもしれませんが、塾講師をやっているため受験が終わっても毎年共通テストの数学(1A2B)と英語(R&L)は解いています。

ここでは、簡単に点数とコメントだけだけ紹介をしておこうと思います。

数学1A:68
数学2B:82
英語R :91
英語L :88

数学1Aに関しては、選択問題で確率と整数を選んだのですが、整数の公式や暗記事項をすっかり忘れていたため1から考えてやっていたため時間がなく5点しか取れていませんでした(笑)。

数学2Bに関しては、各大問の最後の1問が解けなかったことと単純な計算ミスです(笑)。塾講師失格では??

英語Rに関しては、受験時代の68点よりも格段に上がっていました。大学に入ってもTOEICの勉強をしているためリーディング力が向上したのかな?という感じです。

英語Lに関しては、受験時代は全く勉強しておらず40点程度だったのですが、これもTOEICの勉強をすることで共通テストレベルなら対策なしでも十分聞き取れました。

何が変わったのか??

英語

センター試験(旧共通テスト)ではリーディング200点、リスニング50点という配分だったのに対して、共通テストではリーディング・リスニング共に100点配点となり、リスニングの比重がとても重くなりました。
また、これまでリーディングの結果だけでセンター出願できるような大学がリスニングも含んだ英語の点数としている傾向があることからリスニングの勉強も必須になりつつあります。

リーディング

まずは、文系理系に関わらずほぼ全ての受験生が受けることになる英語

簡単にいうと、これまでのテストではあった「文法・発音・アクセント」に関する問題が全て廃止されて、全て文章読み取り問題になったということです!

つまり、制限時間80分で10個の文書を読み設問に答えるというものです!

<ここが変わった>

文法・発音・アクセントの廃止
全て文章問題

イラスト・グラフ・表を含んだ思考力を要する問題が増加

そして、このような変更点に対応するために必要な能力は以下の3つです!!

<これが必要>

解くための文法から読むための文法へ
返読みのないスピーディーさ + 正確な直訳
文章・グラフなど・設問の関係性の理解と判断のスピード

これら3つの要素が高い完成度になってようやく点数が取れるようになります。どれか1つでも欠けていると読めない。解き切らない。わからない。という現象になってしまいます。

全てを同時に対策しなくても現状の自分に一番足らないものを把握してそこから潰していきましょう!

リスニング

僕自身、私立大学志望だったため受験時代にはリスニングの勉強をまた行なっていませんでした。大学でTOEICを受けるための勉強をしたため共通テストを解いても8割以上取れましたが、受験時代にリスニングの勉強をしろと言われていたらおそらく無理でした(笑)。

さて、リスニングに関しての変更点は以下の3つです。

<ここが変わった>

配点が50点→100点
大問数が2つ増えて6個
大問1〜3が2回読み。大問4〜6が1回読み

センター試験では全ての問題が2回繰り返されたのですが難易度の高い4~6が一回しか聞けないのはかなり大変です。

受験ではなく単純にリスニング力を上げるには別の方法もあるのですが、”短期間で点を取るための勉強”をするとなると必要になるのは次の3つです。

<これが必要>
外国人の英語の発音の仕方を知り音声に慣れる
前から正確に訳せるようにする
問題の解き方をパターン化する

今後の共通テストは何が必要になる!?

今後の共通テストで必要なのはリーディングとリスニングどちらも共通して1つです。

それは、、、

情報処理能力です。

元々の地頭の力が大きく影響するようなシステムになってしまった共通テストです。元々本を読んだり考えたりする習慣がある人はこの能力に長けている可能性が高いです。しかし、情報処理能力は才能ではなく、問題にごとの着眼点を把握して知識→知恵への転換(知識の引き出しを引き出せる力)を日頃の勉強から意識すれば自然に身に付きます。

リーディング

リーディングの具体的な情報処理といえば

圧倒的な精読力を養うこと
前から正確にスラッシュリーディングできるか
文章・グラフなど・設問の関係性の理解と判断のスピードの向上

の3つです。

すぐにできる具体的な取り組みとしては、
単語・基本的な文法・構文解釈を終えた後、長文を行う際にシャドーイングを徹底的に行うことです。1長文に対して10回以上は目指しましょう!!

リスニング

リスニングでの情報処理とは、

1つ1つの単語をしっかり聞き取ること
聞いた単語を文章に変換すること

すぐにできる具体的な取り組みとしては、
簡単な英文を2倍速で聴き慣れる練習やあらかじめ訳と構文を理解した状態の長文を音声だけで理解できる状態を作ることです。

それができれば、テストで聞かれている問題の内容はの日本語なら中学生でもわかるようなものなので聞いて答えればいいだけです!!

まとめ

この記事では共通テストについて変更点やそれによる新たな課題点について紹介するとともに、それらの問題に対してどのような能力が必要になってくるのか。また、何を取り組めばいいのか。について紹介してきました。

私立大学であれば共通テストの比重は高くないですが、共通テストレベルの問題が解けないようでは一般受験でも難関大学の問題を解けるようになるのは厳しいです。

共通テストなんて。。。と思わずに英語力を底上げするために解ける状態にしておくことは重要です!!!

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