【高校一年生必見】理科科目の選び方 物理・化学・生物

スポンサーリンク
管理者

【経歴】
明治大学4年(理系) / 塾講師歴3年 /
【資格】
TOEIC 780点 / 基本情報技術者 / 統計検定2級
【活動歴】2022年2月ブログ開始
受験生に向けての『勉強法』や『ライフスタイル』などを発信しています!!

kotaをフォローする

高校一年生の皆さん。

定期テストの科目が多すぎてやってられない!と思っていませんか?

正直、私は高校一年生の頃はテスト科目が多すぎてやってらなるか!!と毎回思っていました。そして、好きだった物理を除いてその他全ての科目で平均点以下の点数しか取ったことはありませんでした(笑)。

そんな、高校一年生は2年生に上がるまでに文系なら日本史 or 世界史を選び、理系なら物理 or 化学 or 生物を選ぶことになります。

この記事では、理系を選択する高校一年生のために、物理、化学、生物の選び方とそれぞれの科目を選んだ場合どのような進路が待っているのか。について紹介していきます。

将来の夢や大学に行くかどうかが決まっていない高校生は必読です!将来の選択肢を間違えないようにしっかりとそれぞれの科目の違いについて理解しておきましょう!!

選択科目の選び方

選択科目を選ぶときは、まず将来なりたい職業や将来の夢にたどり着くためには何が必要なのか。を考えるようにましょう!

しかし、高校一年生の段階で将来の夢や職業が明確に決まっている人はわずかです。

将来が明確になっていない大多数の高校生はこのような基準で科目を選ぶようにしましょう。

得意不得意で決める
好きか嫌いかで決める
将来の選択肢の多さで決める

そんな決め方でいいの?と思われるかもしれませんが、大学受験のために指定校や一般で勉強するとなると得意科目の方が圧倒的に有利です。

さらに、勉強をする上でその科目が好きか嫌いかは学力向上に大きく影響します。嫌いな科目をずっと勉強するのは大学のためとは言えかなりハードです。

そして最後の将来の選択肢の多さ。とは、科目では受けられない大学学部があるかどうか。ということです。例えば、生物を選んだ場合、建築学部や情報系学部・工学部を受けることがほぼできないでしょう。生物を使って受験ができないからです。

そうなってしまうと独学で1から勉強することになるため受験に失敗しやすいです。一方、化学は一番幅広い選択肢ができる科目となっているので、しょうらの選択肢を多くしたいというのであれば化学が一番です。

このように選択する科目の選び方は上の3つの基準で選ぶのが良いでしょう。

しょうらの職業や大学に入ってからどうなるのか。について知りたい人はここから下を読み進めてみてください!!

化学選択のススメ

理科科目の中で一番選択されることの多い科目である化学。

選択する人の多さから大学受験では選択肢の幅が一番広いです。
そのため、将来大学に行くかどうかが分からなかったり、将来何をしたいのかが決まっていない場合はとりあえず化学を選択しておくのが一番無難と言えます。

化学を選んだ方がいい生徒の特徴

<こんな人に向いている>

高校卒業後の進路が決まっていない人
暗記と理解のどちらもあってほしい人
理学部、理工学部、工学部、応用科学部に入りたい人

理系に進みたいけど得意科目がない人や進路が未確定な人は化学をとっておくのが安心です。物理色の強い理工系の学部や生物色の強い医療系にも行くことができるからです。

また、化学は無機と有機で暗記と理解のバランスがちょうど良いので勉強しやすい科目です。

高校によっては化学が必須で物理と生物の中から選択するところもあります。
化学で無機が得意な人は生物。有機が得意な人は物理。がそれぞれ向いているので参考にしてください!

化学選択をしたその後

将来、理系の大学を希望している場合は、受験科目に物理or化学が入ってくる場合がほとんどです。

応用化学部に入って研究職に就きたいと考えている人の場合は化学は必須です。

さらに、将来的な職業としては、高分子産業やエネルギー産業(燃料電池など)製薬業界、化学メーカーなどの研究開発職、といった研究職が挙げられますし、他には、化学メーカーなどの営業職に就けば、化学の知識を活かした営業活動ができることもあります。

物理選択のススメ

理科科目の中で一番難しいとされている物理。

選択する人が一番少ない科目と言われていますが、実は一番勉強しやすい科目です!

物理を選んだ方がいい生徒の特徴

<こんな人に向いてる>

暗記よりも理解が得意な人
文章問題の計算が得意で、スピーディーに解答手法が思いつく人
将来、情報学部・理学部・工学部・理工学部・建築学部に入りたいと思っている人

私自身、理系を選んだ理由が古典や日本史の暗記をしたくなかったからという理由なので、理科科目の選択をするときも当然一番暗記が少ない物理を選びました。

物理を選択して一般受験をした所感として、他の2科目に比べて圧倒的に勉強時間を短縮できる科目だと感じました。暗記量が少ないため1つ1つの原理を理解して問題集一冊を完璧にすればMARCHクラスの問題であれば9割近く取れるようになります。

参考までにオススメの問題集を一冊紹介しておきます。

良問の風物理頻出・標準入試問題集改訂版 (河合塾series) [ 浜島清利 ]

価格:924円
(2022/10/30 13:20時点)
感想(19件)

物理選択をしたその後

将来、理系の大学を希望している場合は、受験科目に物理or化学が入ってくる場合がほとんどです。

特に、建築学部や工学部には受験科目が物理だけの場合があるのでものづくり系の学部に行くには物理は必須と言えます。

また、暗記が少なく計算が多いことから理系科目の中では最も論理的思考能力や情報処理能力が養われます。このような能力は将来的にも有益な能力になります。

さらに、大学での専攻学問にもよりますが、例えば、電磁気学や量子力学などを専攻すれば将来的には電気メーカーや半導体メーカーに勤めて研究や開発に携われることもあります。他にも、情報学部で統計学やプログラミングを身につければ、データサイエンティストやデータアナリストなどの仕事に就くことも可能です。

生物選択のススメ

理系の暗記科目と言われる生物。

大学の一般受験では、理工学部や情報系学部などほとんどの理系学部が生物での受験ができません。医療系学部を志望しないのであれば得意な科目だったとしても生物は選択しない方が良いです。

生物を選んだ方がいい生徒の特徴

<こんな人が向いている>

理解よりも暗記が得意な人
農学部、医学部、薬学部、看護系、栄養系、工学部のバイオ系に入りたい人

生物を選ぶということは主に医療系やバイオ系に行くことになります。他の物理や化学と違い大学受験で使用できる学部が限定的になることから、将来の夢が決まっている人が選択するイメージです。

暗記がメインなため定期テストで物理や化学よりも点数が取れるからと選択科目で生物を選んでしまう人がいますが、そうではなく、将来的なことを考えて選択するようにしましょう!

生物選択をしたその後

大学に進学してからも生命について幅広く学びかなりの量の暗記が要求されます。
特に国試を受けるような看護師などはさまざまな学問を覚えなければならない上に実習があるのでかなりハードです。。。

また、企業で研究職に就いて薬品開発や投与実験などを行いたい場合は学部生の知識では足りないため大学院に進学してさらに応用的な知識を学ぶ必要があるでしょう。

将来的な職業としては、医療業界、製薬業界、食品業界、化粧品業界、公務員など多岐にわたります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました