【なぜ勉強は必要なのか】知識の本質を突いた6つの理由

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管理者

【経歴】
明治大学4年(理系) / 塾講師歴3年 /
【資格】
TOEIC 780点 / 基本情報技術者 / 統計検定2級
【活動歴】2022年2月ブログ開始
受験生に向けての『勉強法』や『ライフスタイル』などを発信しています!!

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そもそもなぜ勉強する必要があるのか。と疑問を持っている人は多いと思います。

こんな勉強をしていて将来絶対使わないだろ!とツッコミを入れたくなります。
僕も中学や高校で100万回くらい思いました。

しかしこのような疑問を抱く人は決まって、

勉強をしていない
自発的にではなく言われて勉強をしている

このどちらかに当てはまります。

この記事ではそんな人たちのために、
勉強をすること。つまり、知識を得ることの本質的意味について紹介していこうと思います。

”なぜ”学ぶかが重要

知識が重要と言っても、”なぜ”をまずは明確にすることが何よりも重要です。

”なぜ”を明確にする際に、知識の使用頻度に意識を向けましょう!

せっかく知識を得ても使わなければもったいないです。
今の自分の生活や将来やりたいことの周辺知識についてまずは調べてそこから勉強をするようにしましょう!

とは言え、
勉強をする上で楽しいと感じることはすごく大事です。
やりたくもない勉強を続けるのは苦痛ですし、義務感がありストレスになります。

ゲームが好きで技術やレベルを上げるために分厚い攻略本やYouTubeの解説動画を苦痛を感じながら見ている人はいないはずです。

勉強も同じように学んでいて楽しいと感じられるような自分の好きの中から選ぶことが良いでしょう。

<”なぜ”の意味>
楽しさの優先度を高くする
自分の周辺から使用頻度を考える

知識が重要な理由6選

知識=スピード

文章や話を理解したり考えたりするときのスピードのことです。

特に言語ではこれが顕著に現れます。

例えば、
文字を書いたり読んだりするときに分からない言葉や意味の分からない熟語があると調べる手間がかかり無駄に時間を浪費してしまいます。

これは質の高い高価な物を買うときの感覚と似ています。

勉強をするための椅子を買うときに、
座るためだけの安い木製の椅子を買うのか、
人間工学に基づいた疲れにくい高価な椅子を買うのか

機能が優れたものは最初に高い費用がかかります。
しかし、長期的には生産性という面でプラスになって帰ってきます。

これと同じで、
最初の”覚える”という作業に時間がかかってしまいますが、言語などの多用する知識であればあるほど長期的な効率性が上がるということです!

知識=クオリティ

先ほどのスピードと関係していますが、
スピードが上がるということはそれだけ考える作業に費やせる時間が増えるということです。

また、
時間に余裕が生まれ落ち着いた状況で物事を考えることができるという利点もあります。

つまり、
より深くまで考えることができるということです。

「勉強ができる=頭がいい」のように捉えられがちですが、

「勉強ができる
=知識が多い
=考えるクオリティが高い
=頭が良くみえる」
という錯覚です。

あいつは地頭が良いから勝てない。と思い込んでいても、地道な勉強により知識を蓄えた結果大したことなく思えることなどよくあります。

知識=アイデアのキッカケ

ここまでで、知識のスピードとクオリティについて紹介してきましたが、

その2つによるさらなる利点がアイデアのキッカケです。

アイデアと聞くと新しいことを思いつくことだと思われがちですが、全てのアイデアは既にある知識の組み合わせです。

全く新しい発想と思われているものも、誰も考えないような当たり前のことに疑問を向けて考え続けた末の知識の組み合わせなのです。

そのため、
アイデアをより多くより独創的なものにするためにも既存知識の量を増やすことが必要なのです。

しかし、
アイデアを生み出すためには知識以外に絶対に必要になることが1つあります。

それは、

疑問を持つことです。

問題点を細かく分けて1つ1つに注目してみたり当たり前のことに疑問を持つことによってアイデアを生むキッカケとなるのです。

知識=信頼度

物事を知っていると最初の段階での信頼度が高くなります。

僕の場合は、有名大学・塾講師・情報の国家資格などでしょうか。
この程度では同じような人はたくさんいるので、僕自身も常に勉強して知識をつけなければならないと日々感じています。

さて、

学歴や資格を持っているということはその人がその分野に関する知識を有しているという証明のようなものです。

話す内容ももちろん重要ですが、人はまず外側から判断します。

外見の清潔感や服装などを見て最初の印象を掴むのと同じように、資格や学歴などの経歴でこの人の言っていることは信頼できるな!と思われるようになります。

知識=物の見方

知識の関連とも言います。
物事を見たり考えたりしたときに思いつく発想の数が増えることです。

例えば、
僕は大学に入り数学の勉強をしているときに距離の概念が1つではないということに衝撃でした。

いつも僕たちが使っている距離の概念はユークリッド距離という1つの概念に過ぎなかったのです。当たり前すぎる距離という概念について疑問を持つことがなかったのでこの事実を知ったときには凄く驚きました。

つまりこの例に限らず、
知識があるということはそれだけで色々な見方が変わっていくのです。

また、自分の受験時代や塾講師の経験をしていて気づいたこととして、
数学や物理などの高校の科目はこの知識の関連付けの精度を上げた結果、今まで解けなかった問題を新しい見方で考えて解けるようになるのです。

理系で受験勉強をしている受験生は基礎知識を一通り終えたらこの関連付けを常に意識して取り組むようにしてみましょう!!

知識=選択肢

先ほどの物の見方の続きですが、たくさんの見方ができるということは
その分、自分の選択肢の数も多くなるということです。

塾講師をしていて志望校が決まっていない生徒にはよくいうことなのですが、
やりたいことが決まっていないのなら、

・暇の多い学部に行く
・たくさんの専門的なことが学べる情報系の学部に行く

このどちらかにした方が良い。
と常に言っています。

理由は単純で幅広い選択肢があるからです。

この2つに共通していることとして、
幅広い知識を得られる可能性が高いからです。

つまり、

知識の幅の広さは自分の
選択肢の量に直結するのです。

知識を付ける方法

本を読む

ありきたりなことだと思いますが、本を読むことで簡単に知識を身に付けることができます。

本を読むことのメリットは大きく3つあります。

他人のまとまった知識を学べる

主に、自己啓発・新書・参考書の類いです。

何と言っても本の強みは内容がまとまっているというところです。

本なんだから当たり前だろう!と思われるかもしれませんが、youtubeなどの動画では端的にわかりやすく説明されていますが、本のように根拠・具体例・実行法などが述べられていません。

本にはこれら全てが1つにまとめられているため本を読むこと自体が強みとなります。

他人を俯瞰(客観視)することができる

主に、小説や自己啓発などの類いです。

自分自身と関連性があるストーリーや対話型の自己啓発本などは登場人物を自分と見立てて俯瞰して見ることができます。

よく偉い人の話を聞くと、客観視して自分を見つめろ!と言われることがありますが、このような本を読むことで無意識的に自分を客観視することができるようになります。

逆に他人に入り込み主観的になる

主に、小説です。

恋愛・ミステリー・ホラー系などは実際に起こることが滅多にありません。しかし、人のハラハラドキドキしたいという欲求がこのような物語を求めています。

このような小説を読む際に登場人物を自分に置き換えて主観的にストーリーを進めることが楽しみでもあります。

このような本では、主観的であるがゆえに自分だったらこうする。でも本ではこう書かれている。

という違いから自分の考え方を広げることがきます。

挑戦する

新し事に挑戦するときには予想外の出来事がつきものです。

そのような予想外の出来事への対応やそこから得られることが自分の知識として身に付きます。

本で学ぶよりも経験を伴った行動から得るものの方が何倍も得られるものがあります。

百聞は一見に如かず。
授業・動画・セミナーで話を聞くよりも、実際に本を読んだり見に行くことが良いですが、

百見は一触に如かず。
本を読んだり見たりするよりも、実際に体験したり触れてみる方が価値がる。ということです!

まとめ

ここまでの話をまとめて「知識とは何か。」を一言で表すと、

知識は見えない装備品です!

見えない装備品

心理学でも示されているように、

例えば、
マスクを被るったり、お金をたくさん持ったり、防具を身に着けていると人は大胆な行動や積極的な行動をする傾向があります。

これは知識でも同様で、
知っている。分かる。という状態は行動を移すときの原動力へとつながり、自分を守る盾にもなります。

僕自身、高校時代は部活も勉強も最下位の方でくすぶっていたため自分に自信がなく何をやってもダメだ。とネガティブになりがちでした。

しかし、
高3に入る段階で部活を辞めて受験勉強を本気で行った結果、今ではそこで得た受験科目の知識はもちろんとしてそれ以外の知識も大いに役立っています。

今の自分に自信がない人こそ勉強を行い自分に強力な装備を纏わせることを心がけてください!!

Thought
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