【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!
この記事では最初の難関である塾選びのために「失敗しない塾選びの秘訣」について紹介しています。
先に言っておきますが、僕は学習管理指導の塾に通っていました。
そして、
現在では学習管理指導塾で塾講師兼バイトリーダーを行っているのでこの記事は参考になると思います。
現在塾講師をしていて感じることですが、
現役時代に集団塾に通って全落ちした生徒が個人指導塾で偏差値10以上上がり大学に合格するなんてこともよくあります。
受験において塾選びは最も大事なことです。
自分の実力や性格を踏まえて勉強を継続できるような塾を選ばなければなりません!
そこで、今現在こんな悩みを持っている学生の方!!
塾は何で選べばいいの?? どんな塾を選べばいいの?? 塾に入って勉強すればOKじゃないの??
このような悩みを抱えている始めたいけど始められていない学生には、
この記事で紹介している失敗しない塾選びのコツを知れば、
受験に成功するための自分に適した塾を選べるようになります。
塾選びの重要性
成績の成長は塾の選択に依存すると言っても過言ではありません。
努力は正しい方向で十分な量をなされた時に結果として実るものです。
受験でいう十分な量とは、日々の勉強時間に他ならないでしょう。
ここでいう正しい方向こそが塾選びであり、より広義的にいうとすれば勉強環境の設定になるのです。
勉強環境とは、塾での授業・使用する参考書・自習室などです。
そして、
この勉強環境で最も重要であるのが、今回紹介している【塾選び】なのです。
授業形式の比較
塾選びをするときにまず注目すべきポイントは塾の授業形態です。
ここでは集団・映像・個別学習管理・オンラインの5つを比較していこうと思います。
集団授業
集団授業は河合などの大手予備校で主流となっている授業形態です。
大手予備校には受験を知り尽くした専門のプロが多数在籍しています。個別指導やその他授業形態と比べて講師の質が一番高いと言えるでしょう。
つまり、
旧帝などの難関国公立を目指している人は難しい内容をわかりやすくスピーディーに教えている集団授業に向いているといえるでしょう。
<集団授業に向いている生徒の特徴>
質の高い授業を受けたい人
同じ環境に人がいる方が勉強できる人
トップ難関校(旧帝レベル)を目指している人
一方で、
以下のような受験生には集団授業は向かないです。
<集団授業に向いていない生徒の特徴>
私立大学志望の人
基礎知識が抜けている人
勉強計画を立てるのが苦手な人
学校の授業が苦手(眠くなる)な人
部活等で時間が週によって異なる人
講師のレベルが高い分、その講師を少人数のためもしくは個人的な勉強についての管理はしてはくれません。
また、集団授業はその授業の一番上の生徒に標準を合わせて行うため基礎が抜けているとついていくのが厳しいです。
他にも、集団授業は時間の柔軟性という面で部活等の習い事で時間がない人には勉強計画を立てる上で厳しいでしょう。
映像授業
映像授業では東進が有名ですが、映像授業の最大のメリットは、
何度も見返せること
場所を選ばずに見れること
この2つです。
この2つのメリットから、
理解に時間がかかる人や部活などで時間を取るのが難しい人は通いやすいでしょう。
<映像授業に向いている生徒の特徴>
何度も見返したい人
理解に時間がかかる人
部活等でまとまった勉強時間が取れない人
一方で、
映像授業は自主性が一番重要になります。
つまり、
自分で計画を立てるのが苦手な人や見他だけで理解したつもりになってします人には向いていないでしょう。
<映像授業に向いていない生徒の特徴>
勉強計画を立てるのが苦手な人
質問や相談を常にできる環境がほしい人
授業を見ただけで理解したつもりになる人
ここまでで、2つの授業形態について紹介してきましたが、この2つの形態の向いていない人の特徴に共通している通り「勉強計画を立てるのが苦手な人」は河合・東進・駿台等の大手予備校はやめた方が良いでしょう。
そのためここから先は、
「勉強計画を立ているのが苦手な人」に向けての授業形態を紹介していきます。
個人授業
個人塾や四谷学院などで有名な個人授業です。
この授業形態の最大の強みは、一人一人に手厚く指導できるという点です。
そのため個人授業に向いている人は集団や映像とは真逆な傾向があります。
<個人授業に向いている生徒の特徴>
基礎が完成していない人
勉強をサボりがちになる人
計画を立てるのが苦手な人
受験に限らず勉強の質問をしたい人
一方で、
個別授業には個別がゆえの欠点もいくつかあります。
<個人授業に向いていない生徒の特徴>
塾にお金をかける余裕がない人
確実にレベルの高い講師に教えてもらいたい人
個人授業の欠点として、指導方針や授業内容などがマニュアル化されているとは言え講師の力量に依存してしまうという点です。
また、個人授業形態の塾では講師をアルバイトの大学生が行っているところがほとんどです。
そのため、
高学歴な大学生だからといって指導の質が必ずしも高いとは言えません。
個人塾を検討する際は、体験授業や講師のバックグラウンドまで確認してから入塾するようにしましょう。
学習管理指導
学習管理指導とは、塾専用の教材を使用するのではなく、市販で売られている参考書を使用して受験までの勉強ペースの管理などを行う指導形態のことです。
こちらは個人塾や武田塾などで採用されている指導形態です。
個別指導と似ているところがありあますが、学習管理指導は個別指導よりも初歩的な内容から入ります。
受験勉強で最も時間を費やすのは授業の時間ではなく自学自習の時間です。
つまり、
受験生の学力向上は、「自学自習でどれだけ効率良く勉強できているのか!」によって左右されます。
学習管理指導ではその自学自習の管理を徹底して指導しているため以下のような生徒に向いています。
<学習管理指導に向いている生徒の特徴>
勉強をサボりがちになる人
計画を立てるのが苦手な人
勉強のやり方がわからない人
これまで勉強習慣がなかった人
一方で、
基本的なところから入る分時間がかかるというデメリットもあります。
<学習管理指導に向いていない生徒の特徴>
周りに仲間がいた方が勉強がはかどる人
1から指導されるのではなく自分で進めたい人
オンライン授業
スタディーサプリや学びエイドのように自分の携帯やタブレットからいつでもどこでも見ることができる授業形態です。
大きなメリットもありますが、デメリットもあるので見ていきましょう!
<オンライン授業に向いている生徒の特徴>
学校で勉強をしたい人
移動時間を省きたい人
部活等で忙しくて塾に行く時間がない人
一方で、
上で述べた方に学校で勉強したい人の場合は質問が可能な環境にいるので大丈夫ですが、そのほかの場合は勉強につまずいたときに苦しむというデメリットがあります。
<オンライン授業に向いていない生徒の特徴>
家だと集中できない人
質問できる環境がない人
周りに仲間がいた方が勉強がはかどる人
他の学生のレベルを把握しながら勉強したい人
また、オンライン授業の中でも集団授業・映像授業・個別指導など様々なのでオンライン授業が自分には合っていると感じた人はさらに細かく調べてみると良いでしょう。
家庭教師
自分の家に講師を招いて指導が行われる形態です。
こちらは個別管理指導とにているところがあるのですが、個別管理指導よりも危険なところが多いので。そのメリットデメリットを踏まえて見ていきましょう。
<家庭教師に向いている生徒の特徴>
移動時間を省きたい人
自分の勉強の自己分析ができる人
一方で、
家庭教師は個別管理指導とオンライン指導のどちらもの欠点を持っています。
<家庭教師に向いていない生徒の特徴>
勉強習慣がなかった人
家だと集中できない人
周りに仲間がいた方が勉強がはかどる人
他の学生のレベルを把握しながら勉強したい人
よって、
定期テストの対策や学校よりも進んだ内容を行う場合には問題ないかも知れませんが、受験勉強の立場から考えるとメリットよりもデメリットの方が大きいかも知れません。
次にやること
塾選びで重要なポイント
塾の形式とその特徴の違いがわかったら、次は実際に塾を選ぶ上で重要なポイントを押さえましょう。
ここでは、塾を見極める上で重要なポイントを5つ紹介します。
塾と学校を使い分けよう
高校生は浪人生とは違い、学校に通いながら受験勉強をしなければなりません。
塾と学校の特徴を理解して効率的に使い分けられるようになりましょう!
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