【受験ロードマップ】現役塾講師大学生が教える大学学部選び(理系)

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管理者

【経歴】
明治大学4年(理系) / 塾講師歴3年 /
【資格】
TOEIC 780点 / 基本情報技術者 / 統計検定2級
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【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!

この記事ではスタートとして「大学学部の選び方(理系)」について紹介しています。

大学学部を選択する時に、

どの学部に行こうか決まっていない人
大学のサイトを見たりパンフレットを見ても専門用語が多くてイマイチ分からない

と感じる人は多いと思います。

実際、僕も志望校を決める時にパンフレットを見ても全然イメージできなくて理解できませんでした。

そこで、この記事では理系の学部について

入ってからの特徴
卒業した後何ができるのか

この2点について紹介していきます。

かなり簡単な紹介になっているのでなんとなくの雰囲気を掴めたら自分で調べることをオススメします。

理系学部の紹介

次の章で理学部と工学部の違いを説明しているので、違いが分からない方は先にそちらを見てから戻ってきてください!

工学部

◎ 入ってからの特徴

簡単にいうと、モノづくりをする学部です。

機械・電気・建築・土木など実践的な技術を身につける学部が多いです。

授業外課題が多く、アルバイトをする時間がない 
数学や理科を応用した実生活を意識する研究行う

◎ 卒業した後何ができるのか

理学部よりも企業就職の色が強いです。
学科によって卒業後に進む業界が大きく異なるのが工学部の特徴です。

そのため、

研究
整備士
建築家
エンジニア
品質生産管理

このような多岐にわたる職業が挙げられます。

工学部の場合は学科まで詳しく調べてから受験する必要がありますね。

理学部

◎ 入ってからの特徴

高校で習う数学や理科の延長線上でより高度で実践的な研究を行います。

同じ数学や理科でも高校までとやっていることが全く異なるので、思っていたのと違うと感じる人が多いです。

留年率が高い
実験が多く、アルバイトをする時間がない
自然現象の基礎となる部分を研究する
◎ 卒業した後何ができるのか

理学部の特徴として、企業就活にあまり力を入れていない印象があります。
つまり、企業に就職するのではなく大学院や研究機関への就職する人が多いです。

とは言え、理系なので企業からの需要はもちろん高いです。卒業後の特徴としては以下のとおりです。

研究機関への就職に強い
情報通信業や製造業への就職が全体の40%
数学・物理系であれば、エンジニアやアナリスト
化学系であれば、研究開発が強い

農学部

動植物など生命に関することに興味がある人や、農業や飼育に興味がある人に向いています。

◎ 入ってからの特徴

動物や植物などの生命に関するあらゆる面からのアプローチをする学部です。
座学としては化学や生物系が多いですが、実習として自然に触れ合う機会が多いのが印象的です。

生命に関する学問を学ぶ
体験型の実習や実験を行うことが多い

◎ 卒業した後何ができるのか

農学部で学んだ知識を専門外の別の分野で生かしている人が多いのも特徴です。
就職先としては以下のようになっています。

食品メーカー
薬品関連
農林水産技術者
その他専門外の販売や事務が45%

情報学部

プログラミングを学びたい人や、PCや情報リテラシーに関して詳しく学びたい人など、数学が得意な人がオススメです!

また、幅広い知識が学べるので将来やりたい仕事が決まっていない人にもオススメです!

◎ 入ってからの特徴

プログラミングや統計などを学び、データの活用方法について学びます。

データありきの分析や解析なので、他の理系の学部と比べると実験が少ないです。
その反面、データに関して多角的な見方をするために様々な分野の勉強が必要になります。

本来、2年生からゼミや研究室の配属が始まるところが多いのですが、情報学部の場合は3年から配属されることが多いので、1,2年時は基礎科目の座学が9割以上を占めるので少し退屈に感じるかもしれません。

基礎科目に費やす時間が長い
どの業界にも通ずる知識が学べる

◎ 卒業した後何ができるのか

情報化社会の中では情報学部はどの職業にも進むことができるでしょう!

特に人気な職業として以下が挙げられます

データサイエンティスト
ITエンジニア
Webマーケター

医療系学部

医療系の学部は国家資格の取得が必要になるものがほとんどなので、専門学校と同じように将来の仕事がほとんど決まっています。そのためここでは医療系としてまとめて説明します。

◎ 入ってからの特徴

大学側は翌年の入学者を集めるために、国家資格の合格率を重視したがる傾向とてもが強いです。
また、現場での実習の数が多いことも特徴的です。

進級の基準がかなり高い
  ⇒1つでも落としたら留年という学校も珍しくない
実習の数も多く、長期休みが削られる

◎ 卒業した後何ができるのか

国家資格を取得することがメインなので、誰もが知るように、

医者
看護師
理学療法士
放射線技師
臨床検査技師

このような道に進みます。

理学部工学部の違い

学部を紹介する前によく聞かれる「工学部」と「理学部」の違いについて簡単に紹介しておきます。

理学部は、基礎となる部分の研究。つまり、高校でやっているような数学や理科のより高度な追求をしています。

それに対し、

工学部は、数学や理科の応用を研究して実社会への貢献を目的とします。

そのため、以下のような特徴の人が理学部もしくは工学部に適しています。

理学部

数学や理科をより極めたい人
企業就職よりも研究をしたい人
定義や原理を重じて数学や理科をしている人

工学部

手作業での工作などが好きな人
研究職よりも企業に就職したい人
数学や理科をより実用的に研究したい人
大学によっては学科の種類が異なるため、「工学部」として選ぶのではなく学科単位で調べるようにしましょう

次にすること

大学の選び方

学部の違いがわかったら実際に大学を決めましょう!

別の記事を貼る⇒タイトル:【全高校生必見】現役塾講師大学生が教える大学選びのポイント
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偏差値の高い大学を目指す理由

学部の違いを見てもいまいちピンとこなくてモチベーションがない方はとにかく偏差値の高い大学を目指しましょう!

勉強スケジュールを立てる

行きたい学部が具体的にイメージできたら、勉強に移りましょう!

自分に合った計画を立てることが受験合格の最初の一歩であり、受験合格の鍵です!

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