【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!
この記事では知っておいてほしい「ノート作りでやってはいけないNG集」について紹介しています。
この記事では、
僕自身の受験時代と塾講師を2年間行って気づいた勉強ができない人のNGノートを紹介しています。これから受験勉強を始めようとしている人にはかなり参考になるはずです。
ノートを取る意味
授業中はなぜノートを取らなければいけないのでしょうか。
それは、記憶を長期的に保管する場所を作るためです。1ヶ月前に自分が解いた問題や勉強内容を何も見ずに完璧に思い出すことが出来る人はほぼいません。いたら変態でしょう(笑)。
つまり、
忘れるという現象は至極当たり前のことです。
どんなに楽しいディズニーやデートの記憶でも写真や動画として保存しておかない限り記憶はどんどん薄れてしまいます。
それは勉強でも同じです。
ただ授業や参考書を行ってわかった気になっていても受験という数ヶ月から数十ヶ月継続して勉強を行う場合ではやったままでできた気になっているのが一番危険です。
つまり、思い出しやすさや復習のしやすさという面で工夫をして長期的に役立つノートを作ることがとても重要なのです!
また、やってはいけないNGだけでなく、効率的なノート作りについても紹介をしているので併せてご覧ください!
NGなノートの取り方
ここからは、NGなノートの取り方を5つ紹介していきます。普段のノートと比較しながら読みましょう。
科目共通ノートを使っている
1冊のノートを複数の科目用にして使用していることです。
前から数学を書いて、後ろから社会を行うような方式
前半は国語で真ん中から理科のような方式などを行っている人がたまにいます。
もったいない精神があるのはいいことですが、一冊に複数の教科をまとめて書くと、その教科の流れが掴めなくなります。当然、ノートとしての質が低下します。
もったいなくて面倒に思うかもしれませんが、ノートはしっかりと科目ごとに分けましょう。ノートでなくても、ルーズリーフなどを活用するのもおすすめです。
但し、ルーズリーフを使用する際もバインダーを用意して、ばらばらに管理することがないようにしましょう。
余白が少ない
みなさんは、ノートを何分割かして、ノートを無駄なく使用しようとしていませんか?
若しくは、日付や単元が同じページに複数書かれていませんか?
「もったいない」なんていわずに、日付や単元が変わったら新しいページから書き始めましょう。
上記の通り、ノートは、授業内容を忘れないため、つまり復習のために活用するものです。
余白のないキツキツのノートは、どこに何が書いてあるのかわかりにくく、あとから何か書き加えようとしても、スペースがなければ書けません。
ノートは見やすさや復習のしやすさなどの面から補足説明にこそ重点を置くべきです。
僕の受験時代と2年間の塾講師を経て感じた効率的なノート作りに関する記事が気になる方はこちらからご覧ください!
カラフル
みなさんは、普段のノートで何色くらい色を使っていますか?
赤や青、緑、黄色、オレンジ…。
カラフルすぎるノートは、何が何だか分からなくなってしまいますし、何よりノートを作ったという完成度に満足してしまいます。
1度で完璧に覚えようとする”無駄に”完璧主義な人がよく陥るミスです(笑)。
また、定期テストの短い範囲での勉強しか行ってこなかった人ほど、受験勉強でもこの勉強法を行なってしまい失敗する傾向があります。
そもそもテスト勉強と受験勉強では根本的な違いがあります。まずはその違いを理解して取り組み方から変えていきましょう!
板書と全く同じノート
“板書をノートに写すことの何が悪いのか”と言われてしまいそうですが、板書を写すことは悪いことでは、ありません。
ただ、
板書を写すことは手段であって目的ではないということです。
板書を写す目的はテストで点を取ることです。そのために、テスト勉強を行うときにどれだけまとまってわかりやすくなっているかが重要なのです。
板書を書くこと自体も大事なことですが、先生は口頭でも重要なことを話しています。
先生が話しているちょっとした一言が印象に残って暗記の手助けにもなりますし、自分で一言加えておくだけで記憶の蘇りの質が高まります。
また、全てを同じように書き写す必要はありません。なぜなら、教材を開けば同じものが載っているからです。
公式・グラフ・図は書き写すのに時間がかかります。
そのため、
授業中は理解に徹して教材に載っていない補足的な説明のみをノートに書き写すようにすることがベストです。
どうしても公式・グラフ・図と併せて書きたいことがあるならば、教材に直接書き込んで付箋や印をつけておくことに留めておきましょう!
5, 美しすぎるノート
ノートは汚いよりきれいに越したことはありません。
しかし、きれいすぎるノートもNGです。
定規を使って丁寧に線を書いていたり、必要以上に絵をかいていたり、蛍光ペンを使ってハイライトしたりしていませんか?
確かにきれいなノートは見栄えが良いですが、ノートをきれいに書くことが目的になってないか振り返ってください。
何度も言いますが、
ノートは授業内容を忘れないようにするために、復習するために書くのです。丁寧に書くことが目的ではありません。
手段と目的を間違えないことです!!!!
まとめ
この記事を通してノート作りの NGについて紹介して何度も言いましたが、
ノート作りは手段であって目的ではないです!!
例えば、
・美容院は髪を切ることが目的ではなく、他人からの見栄えを良くすることが目的です。
・カフェはご飯を食べて飲み物を飲むためでなく、その空間で時間を費やすことが目的です。
手段と目的は間違って認識されることが多いですが、常にその本質を意識して目的達成のための最優先を選択するようにしましょう!
最後に、この記事で紹介した「ノート作りでやってはいけないNG集」を最後まで読んでくれた方には、併せて「効率的なノート作りのために意識すべきこと」を読んでより勉強の質を高めてもらいたいです。
以下の記事からノート作りの極意を学びましょう!
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