【受験ロードマップ】テスト勉強と受験勉強の違いと対応策

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管理者

【経歴】
明治大学4年(理系) / 塾講師歴3年 /
【資格】
TOEIC 780点 / 基本情報技術者 / 統計検定2級
【活動歴】2022年2月ブログ開始
受験生に向けての『勉強法』や『ライフスタイル』などを発信しています!!

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【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!

この記事では知らないと失敗する「テスト勉強と受験勉強の違い」について紹介しています。

定期テストで成績がよかったのに高三から勉強を始めた人に逆転されることはよくあります。

僕自身も、高三の5月から塾に入り受験勉強を始めましたが、
夏休み明けには受験科目だけだと学年でもTOP5に入るまでに学力を上げた一方、定期テストでそこそこの成績を取ってきた人には伸び悩んでいる人が多かったです。

その違いは、受験のための勉強方法とテストのための勉強方法の違いです!

以下のような人はこの記事を読んで受験勉強のための勉強法を身に付けてください!

・これから受験勉強を始めようとしている人
・テストで点を取れるけど一般受験をしようとしている人

違いを知る理由

勉強に限らずなにに関しても言えることですが、目的に合った最適な方法を見つけて取り組むことはとても重要です。

受験においていえば、これまで中高で行ってきた定期テスト勉強と受験勉強では取り組み方が真逆と言っていいほど違います。

そして、
学校の先生は定期テストの勉強と受験の勉強法にまで教えてはくれません。。分からないと言ったほうが正しいかもしれません。。。

また、
予備校や集団授業に通ってやることだけ決めってもらってもそもそもの勉強法を知らなければ学力は伸びません!

僕自身、塾講師を2年以上続けていて感じることですが、

偏差値65を超えるような進学校でない限り、定期テストの成績が良い人ほど一般受験のための勉強法が出来ていないという印象があります。

ここからは、そんな受験のための勉強法について紹介していこうと思います。

テスト勉強と受験勉強の違い

勉強範囲の違い

定期テストの範囲

定期テストは3学期制出あれば1年間に5回テストがるので2ヶ月に1回程度の頻度でテストが行われます。

さらに、
定期テストは国語・社会・英語などは特にですが、やった文章や問題がそのまま出ます!
数学や理科なども公式さえ覚えていれば解ける問題もあるくらいです。

ましてや、授業中に先生が「ここ出すぞ〜」と言っているのですから勉強すれば取れて当然です!

そのため、
定期テストでは出題されるとわかっている範囲を決められた教科書や問題集の指定されたページの中で勉強を行えば点数が取れる仕組みとなっています。

受験の範囲

一方、

受験では定期テストのように限られた範囲ではなくすべての範囲から別々の知識を関連付けされながら問題が出題されます。

それに加えて、
大学受験では3年間すべての範囲であるだけでなく指定された教材などもありません。

そのため、
定期テストの勉強では必要なかった勉強教材の決定を行うところから始めなければならないのです。

このように範囲が違うというだけで単純に勉強範囲が増えるだけでなく、やらなければならないことも増えるのです!!

勉強方法の違い

定期テストの勉強法

上で紹介したように2ヶ月に一回程度の試験のためテスト範囲が狭いです。

それに加えて、
大学受験ほど難易度が高くないです。出てくる問題は基本的な知識を問われる問題か類似問題が大半でしょう。

また、
他の範囲との知識の関連性を考える必要がないので暗記で乗り切れることもあります。

高校生は部活やバイトなどで時間がない中で勉強をしないといけないので、テスト1週間前から詰め込んで勉強している人が多いでしょう。

そのため、
理解できなくても社会などであれば暗記事項を覚えて、数学などでは問題を解いてやり方を把握しておくだけで点数が取れてしまいます。

受験の勉強法

一方、

受験勉強では難関大学に行く場合には1年やそれ以上の勉強を要します。

そのため、1つ1つを暗記していてはいつまで経っても覚えきれずに問題が解けない状態で学力が上がりません。

元々できる人が受験勉強を始めて最初に詰まるポイントです。

社会などの暗記系にしても単に暗記するのではなく1つ1つの事象を関連付けて時系列にしたり周辺情報と合わせて点ではなく線で覚えることが必要です。

数学などの計算系にしても公式を覚えて問題を解くだけでなく、1つ1つの公式の意味や問題の解き方を理解して進めなければなりません。

求められるレベルの違い

定期テストのレベル

先ほども紹介しましたが、定期テストで問われるレベルは基本的な内容がほとんどです。

・最重要な用語を覚えているか。
・しっかりと公式を暗記できているか。
・教科書でやった文章を読めているか。

このようなものでしょう。

このような基本的な問題に加えて少し難易度の上がった問題を出して点数に差をつける程度です。

実際に、僕が高校一年生の頃の日本史のテストのクラス平均点は80点前後でした。
僕はテスト勉強をほとんどしていなかったため一夜漬けの勉強で乗り切ることが多かったですが、それでも60点は取れていました。英語は20点くらいでしたが(笑)。。。

受験のレベル

受験のレベルはもちろん大学によって天と地ほどの差がありますが、いわゆるFランと言われる大学出ない限り定期テストのレベルよりは確実に高いです。

ましてや、世の受験生が目指しているようなMARCH・早慶などは定期テストの応用問題ですら簡単というレベルでしょう。

暗記系であれば、学校の教科書では載っていないような細かいところまで問われますし、
計算系であれば、複数の範囲の複合問題や見たことないような初見問題が出てきます。

これらの問題を解けるようにするには定期テストのような暗記任せの勉強だけでは難しいでしょう。

定期テストや模試に対する考え方の違い

一般受験をしない生徒にとっての定期テストや模試のポジションは、

指定校推薦のための点数稼ぎ。です!

そのため定期テストだけでなく模試も過去問を解いて対策をしている生徒がいます。

一方、

一般受験をする生徒にとっての定期テストや模試のポジションは、

自己分析の材料にすぎないです!

一般受験をする受験生にとって目的はテストで点数を取ることでもなければ模試でA判定を取ることでもありません。それらはすべて中間ポイントに過ぎません。

唯一の目的は一般受験の本番で合格最低点以上の点数を取ることです。

そのため、
定期テストや模試では本番と同じように初見で時間制限内にどれだけ解けるか。また、どこがどの程度の出来なのかを判断するための役割です。

受験のための勉強の対応策

ここまでで定期テストと受験勉強の違いをわかってもらえたかと思います。

そこで、ここからはどのように変えていけば受験のための勉強をすることができるのかについて紹介していこくと思います。

目標設定

何と言っても最終的な目標があるかどうかで進め方からモチベーションまですべてに関わってきます。

塾に入れば大学までの道筋を立ててくれると任せきりになっている人は絶対に失敗します。いますぐ考え方を変えましょう!

計画の立て方と重要性については別の記事でも紹介しているのでそちらをご覧ください!

役割を明確に捉える

定期テスト・模試・学校の授業・塾・学校の先生・塾の先生・勉強場所・ets

これらの役割を明確にいえますか??

目的を達成するにはそれぞれの役割を明確化して使うときに使うという最もシンプルかつ重要なことをすべきです。

今回の記事で紹介した定期テストや模試について僕自身の話をすると、

僕は、高校3年になってからの定期テストの勉強時間は0です。(マジで!!!)

ましてや、模試ではC判定以上とったことがありません。

それにもかかわらず第一志望を含む7個の大学学部に合格することができました。

勉強したのに定期テストや模試で成果が出ないことに不安を覚えるかもしれませんが、そう感じる人は最終目標を明確にできていない人です。

それよりもそこで得た情報をもとに今後の勉強の役に立てることを実行すべきです!!

それぞれの役割についてどのように使い分ければ良いのか分からないという人はこちらからご覧ください!

塾と学校の使い分けについて知りたい人向け

◎ 勉強場所について知りたい人向け

勉強のしかたを学ぶ

・今の勉強法に不安がある人
・これから受験勉強を始めようとしている人
・定期テストの勉強方法が染み付いてしまっている人

このような人は勉強の仕方を知るところから始めましょう。

具体的には勉強習慣にするべきことや教材を使用するときに意識した方が良いことを心がけてください!

ここでは、僕自身の受験時代と塾講師を2年以上していて気づいたことについて別の記事で紹介しているのでそちらをご覧ください!

勉強習慣

◎ 一周目にした方が良いこと

時間の使い方を知る

効率の悪い勉強を何時間もしている人がたくさんいます。

適当に8時間やるなら効率よく集中した3時間の方が良いとはよく言いますが、効率が良いとはなんでしょう?

勉強を効率化しようと努力している人はたくさんいますが、効率化。つまり質の向上は量をこなしてから気づくものです。

まずはスキマ時間を無くすくらいに勉強時間を増やして、課題点を発見して改善点を見つけて行動することを心がけましょう!

◎ 時間の使い方

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