【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!
この記事ではスタートダッシュを決めるための「計画を立てるときにすべきこと」について紹介しています。
初めてみたけど続かない。そんな経験1度はあると思います。
僕もたくさんあります。筋トレ・ランニング・部活・etc
環境・交友関係・やる気・計画性・興味のベクトルなどなど色々なことが原因でやめてしまうことはよくあります。
僕が受験勉強を何ヶ月も続けられたのは徹底した計画性のおかげといっても過言ではありません。
そんな計画の作り方について僕がやっていたことを5つに厳選して紹介していきます
計画を立てる意味
突然ですが、計画を立てる意味はなんでしょう??
計画を立てずにとりあえずやっていると、気づいた時には遅れていることやそもそもやりたいけど手をつけるのが難しく感じる。なんてことがよくあります。
しかし、計画を立ててその通りに実行することによって、
何からやればいいのかわからない どれくらいかかるのかがわからない なんでできないんだろう もう少し早くやっておけば・・・
このようなことが、
とりあえずこれをやろう これだけやれば大丈夫だ これが足りないんだ!
というように、達成したい物事に関しての実現性が増します。
さらに、計画を立てると目的までの道が示されるとモチベーションの向上にもつながります。
このように、計画を立てる意味とは物事を達成するための最強の武器となるのです!
また、
計画を立てることと併せて実行する環境を整えることも目的達成の大きな手助けとなります。
勉強の環境設定について知りたい方はこちらからご覧ください!
計画を立てるときにやること5選!
では、実際に計画を立てると言っても何をすればいいのか。
それは、以下の6つの項目さえ守ればかなり完成度の高い計画表が作れるはずです!
- 最終目標を明確にする
- 短期的なゴールを作る(少なくても1ヶ月に1個)
- 全体の計画と日割りの計画は調節が必要
- イベント性を持たせる
- 友達(身近な人なら誰でもいい)に話す
- 課題点と改善策を常に考える
最終目標を明確にする
大前提として、計画を立てるときは常に逆算的に考えます。
つまり、
最終目標から細分化して1日ごとの計画まで細かく区切って考えていくのです!
最初に最終目標を明確に具体化しておくことで現在自分が行っていることが目的達成の手段として正しいのかどうかを問う絶対的な指針となります。
目先の目標だけを追うのは最後に失敗する最もな典型です。
例えば、
模試で点数を取りたくて、直前に模試の過去問ばかりを解いている人は目標が模試の点数になってしまい、本来の一般受験という目的を忘れています。受験に落ちる人の典型例です。
短期的なゴールを作る(少なくても1ヶ月に1個)
目標までの期間が長ければ長いほど最終目標の設定だけでは心許ないです。
・学校のテストや定期的な模試で〇〇以上取る! ・この時期までにこの参考書を終わらせる! ・この時期まで毎日これを継続する!
このような中間的な目標を立てておくとモチベーションを常に保つことができます。
しかしこの時、この中間的な目標を達ししようとするあまり最終ゴールとはズレたことをしてしまいがちなので気をつけてください!
特に、
一般受験なのにテスト勉強をいつも通りやってしまうことや模試ための勉強をやり込んでしまうことはやってはいけない最たる例です!
全体の計画と日割りの計画は調節が必要
計画を立てるときにどの程度詰め込むか。は計画の進捗に直結するほど重要です。
そこで飽くまで目安ですが、
全体の計画は8~9割を目安に調節する ⇅ 1日の計画はMAXで入れる
これを基準にするのがベストです。
なぜなら、長期になればなるほど苦手が出たり前の範囲を忘れたりなどして復習に時間がかかってきます。
そのため計画を柔軟に変更できるようにするためにも全体の計画は8〜9割に留めておくことが良いです。
逆に、その日の計画。のように1日の計画では事前の情報把握をしっかりとしておけば予定がずれることは滅多にないのでMAXで詰め込んでどんどん進めるようにすべきです。
友達(身近な他人なら誰でもいい)に話す
これは諸刃の刃にもなりますが、継続力の効果としては絶大です。
他人に自分の目標を宣言することによって目標達成をしなければならないという強制力が強まります。
そしてそれは親密性が高いほど監視されている!という意識が働くため効果が強くなります。
僕の場合は、学校の先生・友達・家族・塾の先生などほとんど全ての人に「とりあえずマーチ行くからよろしく!」と偏差値40の高校3年5月に言いふらしていました。
今思えば、かなり調子に乗った学生でした(笑)。
イベント性を持たせる
多くの人にとって勉強は好まれるものではありません。大事だけどやらなくていいならやりたくない。という思い出みんなやっています。
それよりも、少しでも楽しい要素を加えて楽しくできればそれに越したことはありません。
ここでも、例えば達成基準を、
1日6時間の勉強 今週までに単語200個 今月までにこの参考書を終わらせる
などなど。このような基準を作って、それを達成できたら
少しだけゲームをやる 1冊だけ漫画を買う 好きなものを食べる
このようなイベントに対する報酬を用意しておくことで取り組むためのモチベーションを自分で作ることができます。
課題点と改善策を常に考える
最後に、
これまでの5つを完璧にできたとしても最後の「課題点と改善策を常に考える」ができなければうまくいきません。
どんなに完璧で合っても長期であればあるほど計画は100%実行するのが難しくまります。
理由は、想定外のハプニングがあるからです。
受験の場合は、学校の行事・電車の遅延・体調不良・勉強方法のずれ・学力の停滞・苦手範囲でのつまずき・科目ごとの学力のばらつき。などです。
このようなことは計画を立てるときに完全に対処することは不可能です。
そのため、
これらの出来事を認知したらすぐに課題点として認識し改善策を考えて行動に移す必要があります。
「勉強が出来る人=頭の良い人」という認識をしている人も多いと思いますが、
「頭が良い人⇒勉強が出来る人」です。
これについては別の記事で紹介しているので気になる方はこちらの記事をご覧ください!
筆者の受験時代のスケジュール
受験勉強のスケジュールは当時学校で配られていたノートを見てもらいその計画にした簡単な説明をします。
僕の受験勉強は志望校と自分のレベルに差がありすぎてとにかく時間がありませんでした。とにかく効率化をして他に追いつこうとしました。
その際に、この計画表を書く上で意識していたことは以下の3つです。特に最後は超重要です!!!
・朝は考える問題 ・寝る前は暗記物の復習 ・課題点を見つけて次週の計画表に反映させる
5月の予定
シャーペン:前の週に書いた予定
自分の得意不得意を考えて配分することを意識しましょう!
青ペン:実行した内容
できるだけ同じことをするように意識しますが、気分によって前後するのは全然OKです!
夏休みの予定
赤:1日のスケジュール
日によって多少前後しますが、決まった予定を立てておくことで毎日の無駄な思考を減らせます。
青:1日の分配
時間帯ごとの特性を生かした物事を見めることで長期的な知識にできます。
黄:夏休みの目標
科目ごとの目標と夏休み後の書くことで目的を明確化させます。
緑:意識すること
より効率化するために隙間時間の活用法を書き出しています。
上に書いた意識したこと3つはあくまで僕の場合です。
努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ。 正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない。 自分が勝てる場所で努力しなきゃ。 努力を努力と思わないほどに努力をすることが当たり前。
by 林修
この言葉を受験に置き換えるならば、
正しい場所(塾選択)で正しい方向(課題点を常に改善)で十分な量なされた努力は裏切らない!
でしょう。
参考にするところはして、現状のレベル・得意不得意・性格などを自分で分析して自分だけの正しい方向にベクトルを調節しましょう!
次にすること
勉強のための環境設定
効率よく勉強を行う上で、どこでやるかというのはとても重要になります。
僕自身、受験時代に家で机に向かって勉強した時間は0時間です!(マジで!!)
塾の自習室かカフェで勉強をしていました。
ここでは、自分に適した勉強場所や勉強道具を見つけるためにいくつか紹介しているので参考にしてみてください!
テスト勉強と受験勉強の違い
定期テストで成績がよかったのに高三から勉強を始めた人に逆転されることはよくあります。
僕自身も、高三の5月から塾に入り受験勉強を始めましたが、夏休み明けには受験科目だけだと学年でもTOP5に入るまでに学力を上げた一方、定期テストでそこそこの成績を取ってきた人には伸び悩んでいる人が多かったです。
その違いは、受験のための勉強方法とテストのための勉強方法の違いです!
・これから受験勉強を始めようとしている人
・テストで点を取れるけど一般受験をしようとしている人
この記事は必読です!!!
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