【受験ロードマップ】シリーズとして受験勉強についてを体系化しています。
受験勉強についてわからない人はこの記事を読み進めて受験の方位磁針として活用してください!
この記事では他の受験生と差を付けるための「GWにやるべきこと」について紹介しています。
受験生にとっては全くゴールデンではないブラックウィークですね。。。
そんなGWに、
・何をすればいいのか
・何をしなければならないのか
という漠然とした不安を抱えている受験生は多いと思います。
僕自身、塾に入り勉強をし始めたのは4月の後半からなので、本格的に勉強を始めたばかりのGWは「このままやっていて大丈夫なのか」という不安と共に勉強をしていました。
当時の僕はとにかく勉強量を増やして周りに追いつこうと必死になっていましたが、受験を終えて塾講師としてアルバイトをしていて気づいた合格する受験生になるためにGWですべきことを紹介しようと思います。
この記事を読めば、
・GWでの自分の課題が見つかる
・今後の自分の課題が見つかる
・GWだけでなく今後の道筋もわかる
ようになるのでぜひ最後まで読み進めてください!!
別の記事で受験勉強の初め方と受験勉強の方法について紹介しているので、勉強の質を上げて難関大学にも合格したいという受験生は以下の2つを参考にしてみてください!!
受験におけるGWの位置付け
GWの位置付けは基礎の復習です!
受験学年になり、本格的に勉強を行い始めたみなさんはこれまでに勉強した内容を全然覚えてない!と感じていることでしょう。
新学期になり授業の難易度が上がったらり演習問題を解く時間が増えたりすることでしょう。
そこでの演習問題が解けなくても、先生の解説を理解できるだけの基礎が身に付いているかどうかでは雲泥の差です。
現役生が大学受験を成功させるためには塾に通って勉強するだけでなく、授業も上手く使いこなせるようにならなければなりません。
そのための基礎の復習としてGWは全力でこれまでの2年間の復習を行いましょう!
また、
受験の最大の山は「夏休み」であると考えている生徒も多いと思います。
部活も終わり、時間にも余裕のある「夏休み」こそ受験に向き合うにふさわしいと考えると思います。
しかし、それは「誰でも」同じで「当たり前」なんです。
「夏休み」に危機感をもつことは至って普通で、多くの受験生は勉強をスタートさせます。
GWからアドバンテージを取っておくことで受験を有利に進めましょう!!
やるべきこと5選
目標設定をする
自分の目指している大学までの目標設定を行いましょう!
ただ闇雲に言われたことや学校や予備校の授業の復習をしていても学力は伸びませんし第一志望の大学には合格できません。
自分の目指しているレベルから逆算的に考えてなにが必要なのかを1つ1つ考えて一番大きな目標設定から中間的な目標設定を作り、最終的に1週間単位や1日単位の目標設定を具体的に作るようにしましょう!
具体的にどうやって目標設定をすればいいのか分からない人は以下の記事を参考に計画を立ててみてください!
この記事では僕の受験時代の計画表を公開しているので、これから勉強を始めようとしている人には参考になると思います。
4月に立てた計画を見直す
受験学年になり勉強をスタートするときに立てた計画通りに進んでいますか?
受験までの限られた日にちの中で1つ1つ振り返って勉強をするほどの時間はありません。
受験学年になって1ヶ月が経ったこのタイミングで、これまでの自分の勉強習慣や進捗などを振り返って計画を修正しましょう!
ここで見直すべきことは以下の3つです!
・計画の実行率
・毎日の勉強時間のバラつき
・科目ごとの勉強時間のバラつき
計画の実行率
まずはこの実行率です。
ここでの実行率とは、4月初めに立てた計画を何%完璧にすることができたのかということです。
ただ計画通りに行うだけでなく、人に説明できるレベルで理解して類似問題なら初見で解けるレベルになっている状態です。
この計画の実行率が90%を下回っていたらかなり危険です!
・自分の計画が雑だったのか。
・自分の勉強量が足らなかったのか。
・勉強方法が間違っているのか。
自分の何がダメだったのか判断してGWで補い、計画を見直しましょう!
毎日の勉強時間のバラつき
勉強時間が8時間の日もあれば2時間の日もあるというような勉強をしている人は危険です。
勉強は毎日の習慣によって積み重なっていきます。
勉強時間にバラつきがあるということは気分によって勉強時間や内容をその都度変更して計画性のない勉強をしてしまう可能性が十分にあるます。
毎日一定の勉強をGWから受験までの9ヶ月間毎日行う。
僕自身、委員会などの用事がなければ、平日は必ず6時間の勉強を行い休日は14時間の勉強を必ず行っていました。
言うのは簡単だけれども行うのは難しい。これこそが受験に限らず成功している人の特徴と言えるでしょう。
科目ごとの勉強時間のバラつき
勉強をしているとどうしても得意な科目や好きな科目に勉強が偏ってしまう傾向があります。もちろん、好きなことや出来ることをやっている方が気持ちが良いので十分に理解ができます。
しかし、受験は複数の科目での合計点で争われます。
また、応用問題を解けるようになるよりも、基礎を身に付ける方が圧倒的に簡単で点になります。
得意科目を作ることは大切ですが、苦手を怠らないで苦手にこそ勉強時間をあてるような勉強計画を立てましょう。
一人で勉強する
夏休みや1月以降は学校に行かずに自分一人で勉強をする期間が続きます。
GWの1週間ですら一人で集中して勉強できないようでは夏休みに猛勉強をしている人に絶対に抜かれます。
正直僕は、夏休み毎日14時間の勉強を終えて学校に登校して気づいたことは「え、夏休み何してたの!?」です(笑)。
それほど周りとのレベルの違いを実感しました。
そして、カフェや学校で友達と時間を合わせて勉強をしている友達はことごとく第一志望に落ちていました。。。(悲しい)
塾や自宅で一人で勉強出来る耐性をつけておくことも受験には必要な要素です。
習慣を作る
先ほども言ったように習慣化は長期的に見るとこの上ない強力な武器です。
特に、睡眠のサイクルや時間ごとに勉強科目を変えることは記憶や理解を効率化します。
例えば、時間ごとの勉強科目の分け方として
このような習慣を作っておくと効果的に勉強を行えるだけでなく、勉強をする習慣も身に付けることが出来ます。
また、学校が始まっても
スキマ時間・電車・お昼休憩・寝る前
⇒暗記系(単語・社会)
つまり、繰り返しが重要なもの
自習中・朝勉
⇒演習系(数学・理科・英国の文章問題)
つまり、「理解」と「問題を解く」を一連の流れで行うもの
部活中の時間があるとき&授業の内職
⇒(文法問題・数学や理科の小問)
つまり、十分な時間が取れる確証がない中で短時間で解けるものを行う
このような使い分けを作っておくことで習慣的に勉強を効率よくスムーズに行うことが出来ます。
さらに、このような1日の中で習慣にすべきこと以外にも受験全体を通して習慣にすべきことを別の記事で紹介しているのでそちらもご覧ください!!
入試問題を解く
これは基礎が進んだ中級者や上級者向けです。
勉強を始めたばかりの人はまだ取り組まなくて大丈夫です。
僕自身、GWの頃の偏差値は45あったかどうかというレベルだったので、基礎的な勉強をずっと行っていました。
そのため、初めて過去問を解いたのは高3の10月です。
過去問を解かないといけない!という焦りもありますが、基礎がないとそもそも解けないのでこれから勉強を始める人は全力で基礎100%を目指してください!
さて、学校の中での順位が高いからとゆったりと勉強をしている井の中の蛙さんたちへ、
学校のレベルと受験で求められているレベルの違いを知り自分のレベルを判断するために、一度過去問を解いてみましょう!
大学受験のレベルを把握してこれから自分が何を解決する必要があるのかを明確に理解してください!
受験は自分自身との戦いです!!!
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